はねつるべ

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2019年3月4日
2019年3月1日  
  滋賀県蒲生郡日野町三十坪に、昔使われていました「はねつるべ」が井戸とともに残されています。今は使用されていませんが、井戸には地下水が流れているようです。
  2006年3月竹藪やケヤキが残されてはいますが井戸はもう使われていません
  2006年井戸をのぞいてみると透き通った水が見えます。
  2006年ころの井戸
  1960年ごろはまだ個人的に畑水などに井戸は使われることはあったようです。中央奥には木製の昔懐かしい半鐘(火事を知らせるための鐘)の[火の見櫓]が見えます。
 
   2013年秋ケヤキが伐採されました。引き続き竹藪も取り払われました。
  井戸の水脈をたどってみました。
    2019年2月の写真。ケヤキ竹藪はありません。倒れそうになった跳ね瓶が残されています。井戸は健在です。水は地下水として流れているようです。   
    300メートルほど下に行きますと通称ショウズ(清水)の湧き水池があります。現在は防火用水の役目も担っています。さらに西に100mほど行きますと、民家の横よりきれいな水が湧き出ていました。鯉が何匹も泳いでいました。  
  昔から大切な生活用水として使用されてきました。   
  近くにある浄土真宗西本願寺派「玉泉山 清徳寺」の本堂の棟瓦には「玉泉山」の文字瓦がはめ込まれています。大昔からこの辺りは清い水が玉のような泉となって湧き出ていたことからこのような名がついたと先人からききました。   
  湧き水のもとと言われる 日野町内池「鈴休神社」も訪ねてみました。  
       
  鈴休神社の社伝が書かれてあります。 昨年2018年21号台風で神社内の大きな木々が倒伏の被害にあわれました。以前は鎮守の森として大きな年代物の大木が生い茂っていました。   神社正面右側に滾々と水が湧き出ています。今から数十年前まで日野町の上水道の水としても使用されていたそうです。
  日野町大字名として「内池」との名称。内池には外池(トノイケ)池内、小、野の姓が多くあることも、水に関係しているようで、 「ナットク」です。  
 
 

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