日野菜のキムチ漬け

最新更新日:2006年12月31日

2006年12月31日 日野菜のキムチの作り方

キムチを漬ける壷(韓国民俗村にて2006年4月)

2006年も大晦日を迎えました。 この一年日野菜をテーマに情報を追っかけてまいりましたが、年末とともに、日野菜のキムチに関するお問い合わせをたくさんいただきました。
日野菜のキムチ作りのレシピをもっと詳しく・・・・・とのお声も多く以下私なりのレシピを書いておきます。

1. 日野菜は9月上旬、路地蒔きの物で、播種後45日(40日から50日の間)ぐらいを目安に収穫。
2. 収穫した日野菜をよく洗い1昼夜陰干しをする。
3. 根と葉を切り離し、根の部分は5%の塩で下漬けをする。葉っぱも根元の部分を除去し切り刻む⇒きざんだ葉っぱを、 5%の塩でもみ根とは別に漬け込む。
4. 8時間程度で根も葉も水が上がっていることを確認する。
5. 24時間ぐらい塩漬けをした後、上水をはね、穀物酢・・・1  砂糖・・・1の割合で合わせた甘酢を、根も葉も軽い重石を載せた状態で全体がつかるぐらいの分量入れ更に5日程度漬け込む。 この状態で、色がピンク色となりおいしい「えび漬け」となる。 (穀物酢・・・1 砂糖・・・1 みりん・・・1にすると、よりおいしく味にまろやかさが出る)
6. 「えび漬け」として出来上がった根の部分を取り出し角切りか、さいころに切り上げる。 切り上げた根の部分と甘酢漬けの葉の部分(甘酢の液は搾る)をよくかき混ぜる。
7. 日野菜の根と葉が混ざった物と市販の「キムチ和えの素」を日野菜4に対してキムチの素1であえる。
8. 1日漬け込んでおくとおいしくいただけます。  韓国香辛料を更に入れると独自の風味がでます。唐辛子のみでもいいのですが、より刺激的にいただきたい場合は、七味唐辛子を入れると、 「ウオー」と叫びたくなるあの辛味が口の中で爆発します。
9. 日野菜の風味を残しつつキムチをいただきたい場合は、キムチの素はまろやかな物を選ぶといいでしょう。

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