日野町鎌掛山中 観音屋敷探索

最新更新日:2008年2月10日

2008年11月1回目の探索

 歴史探索:2007年この年、11月1回目の探索、史実を頼りに鎌掛シャクナゲ渓より、 地元森林組合、日野町、地元公民館、滋賀県そのほか関係者による、鎌掛山中観音屋敷を探索しました。 「門岩のあたり・・・」をとのことから探索の結果、大きな岩が2個あり門のようにも見え、その奥に広く大きな杉の林が広がっていました。 しかし山中行者道(山伏などが通ったとされる道)にしては・・・と疑問の声が聴かれました。

2回目の探索が2008年1月31日に行われました。

地元長老にも参加願い、古くから山中に「観音屋敷」という場所があるとのことから、 綿向森林組合のご協力もいただき、地図を頼りに出かけることにしました。参加者は15人。雪まだ残る山中の探索です。

宝殿岳のふもとから山中に入ります。杉林には雪が見られます。

雪の中に獣(鹿・猪など)の足跡が延々と続きます。

地図による「観音屋敷」到着です。

観音屋敷の名称がついた場所に来ました。獣道からは少し下がったところでしたが石垣なども見られ、 杉の林が広がっていました。炭焼き場の後も見られました。
今回の探索でも、それらしき場所がありましたが、史実の日野菜の原型発見の地として確定することはできず、
探索の山中は、鈴鹿国定公園の中でもあり、「日野菜発見の観音堂のあたりは、ほぼ今回の探索場所であろう・・・・・」と500年の歴史の中に埋め戻すことになりました。

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