1.播種時期 | 4月上旬 |
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2.作付け面積 | 本圃 10a |
3.種子量 | 0.8デシリットル(dl) |
4.播種準備 | 連作を避け、根こぶ病が出ていない圃場。排水性がよく、保水力がある、耕土の深い肥沃な圃場が最適。 (土作りには有機質を施し年間を通じて心がける)圃場管理は排水対策を十分に行う。 種蒔きの2,3週間前に完熟堆肥、元肥を全面に施用し深耕します。 播種床は十分耕起して、幅120cm 高さ20cm以上のの高畦とします。 |
5.播種方法 | 播種機ごんべい(向井工業)条播き、播種後籾殻にて覆う。(機械条播きは1畦4条播きが管理しやすい。 除草.中耕作業、追肥作業等) |
6.間引き | 間引きは、1回目本葉、2~3枚の時に2~3本(条まきの場合は5Cm)にします。2回目本葉、5~6枚の時に1本立ち3回目最終の株間は8~9cm 間引きを行うときは、次のようなものを間引く 1)生育が旺盛すぎるもの 2)葉の欠刻の深すぎるもの 3)葉柄の赤味の薄いもの 4)抽根部の曲がったもの |
7.追肥 | 条間に追肥を施し、土と混和します。発芽(2葉)後17日から20日ごろ 1回目・・・・・・本葉4~5枚の時 2回目必要な場合は 2回目・・・・・・本葉7~8枚の時 |
8.中耕・土寄せ | 間引き、追肥の時に除草を兼ねて軽く表面を中耕し、株元に土寄せを行います。 日野菜は曲がりやすいので、間引きの時など覆土等により修正する。 生育後期は葉や根を傷めると軟腐病にかかりやすいので注意します。 |
9.収穫 | 播種後45日~55日を目安に直径2.5Cm位になったものから収穫します 但し収穫が高温になった場合は一斉に収穫しましょう。 |
10.施肥設計 慣行施肥 |
10aあたりの施肥量 元肥 完熟堆肥 2000Kg かきがら石灰160Kg 苦土石灰 100Kg BMようりん40Kg 固形30号40Kg BM有機1号 40kg 油粕 40kg 追肥 燐硝安加里 追肥1 20Kg 追肥2 20Kg |
11.病害虫防除 (薬剤散布) | 主な害虫は、キスジノミハムシ、ヨトウムシ、アオムシ、コナガ、アブラムシである。 薬剤防除基準を遵守しましょう。 特に生育初期の病害虫駆除を徹底しましょう。 |
12.栽培技術のポイント | 1)深耕・堆肥の施用・資材の施用等土作りに努める。 2)連作を避け、PH矯正、薬剤施用等により根こぶ病を防ぐ 3)耕種的防除を中心にキスジノミハムシ、コナガの防除を徹底する(前作から) |
日野菜 | 化学合成農薬慣行的使用量 | 化学肥料慣行的使用量 | 環境こだわり農産物の基準(慣行の5割以下:上限) |
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施設 夏 施設 秋冬 |
延べ使用成分数 12 延べ使用成分数 8 |
窒素成分15kg/10a 窒素成分20kg/10a |
化学合成農薬 6以下 ・ 化学肥料 7 以下 化学合成農薬 4以下 ・ 化学肥料 10 以下 |